ようやく不況を脱しつつある国内経済ですが、正社員であっても給与水準は低く抑えられたままで、今後も90年代までのような安定した給与所得は難しい見通しです。政府が女性の社会進出を推奨するのはそういった背景も影響しているのは間違いないように思えます。
そんな中、昼間働くOLさんにとっての副業となると、土日のアルバイトか夜のお仕事がメインになってくるのは仕方がないかもしれません。
では、お昼と夜で仕事の両立は可能なのでしょうか?
結論から言うとお店次第です。
高額を稼ぐのであればキャバクラが手っ取り早いですが、派手だったりハードだったり、また稼ごうと思うと営業が大変だったりと、あまりOLさん向けではないかもしれません。キャバクラは若いうちにがっつり稼ぎたい子向けの側面が強いです。
一方で、クラブ・ラウンジやスナック・スタンドなどは落ち着いたお店が多く、OLさん向けと言えます。こういうお店はノルマがない場合も多く、出勤体制も融通がききやすいため、実際にOLさんが働いている率は高いです。その分キャバクラに比べると時給は下がりますが、ローペースで長く続けたい方にとっては都合がいいと言えます。
人のタイプでいうと、キャバクラは若い子、綺麗な子、トークが上手な子が有利ですが、ラウンジやスタンドは落ち着いた子の方がウケが良かったりします。これは客層にも関係します。キャバクラは客層が若く、元気でイケイケの層が多く、逆にラウンジやスタンドはサラリーマンや接待、中高年が多いため、自然と求められる層が変わってくるのです。
なので、容姿は普通でも気が効く子、ビジネス的な話にも適度に相槌を打てる子など、地味ながらも社会人経験がある子が能力を発揮できる部分が多々あります。
昼の仕事は続けながら、お給料の不足分を補いたい、そんな場合はクラブ・ラウンジでのお仕事をオススメします。逆に年末はハワイに滞在したいといった短期目標にはキャバクラはうってつけだと言えます。
となるち、ラウンジとスタンドではどちらがいいのか、という話になりますが、これはまた別の機会で。
尚、OLさんの場合、副業禁止という会社も多いと思いますが、これは昔ながらの慣習をどの企業もそのままズルズル引きずっているだけなので、妙な罪悪感は持つ必要はないように思えます。副業を禁止するのであればそれなりの給与を支払うのが企業の義務であり、それができないならば従業員を縛るべきではありません。
とは言え、副業禁止はタテマエとしては必要なのでしょうから、そこは企業のメンツの為にもバレないようにそっと行うのがOLさんのマナーだと言えるかもしれませんね。