ナイトワークはどんな人が働いているか

ナイトワーク未経験の人は、夜のお店は怖い人が多いと心配しているかもしれません。わかります。

では、実際の所、どんな人が働いているのでしょうか?

若い子の場合、学生さんがとても増えています。難関校のナイトワーカーも普通にいます。これは全国的に仕送額が年々下がり続けている事が背景にあり、要はみんなお金がないのです。だから働く。ただきつくて安い居酒屋などの飲食店だと勉強どころではなくなります。なので必然的にナイトワークが選択上位に登場します。結果として普通の子、賢い子が夜のお店に普通に座っているのがもはや当たり前になり、お客さんもむしろそういうのを求めてやってくるという経済パターンがある程度定着してきています。

学生さん以外だと、美容系やアパレル系の人はやはり多いですね。これは業界の問題があるように思います。美容やアパレルは華やかな業界なので女性たちが集まりやすいのですが、実際に働いてみると長時間労働の薄給で心も体も厳しいと。にもかかわらず改善の意思が業界側に乏しく、結果として人材流出につながっていたりします。その流出先の筆頭がナイトワークで、ナイト〜ワーカーにオシャレな人が多いのは、本職がその方面だからという要因も少なくありません。

こういう背景をみると、夜のお店は普通の人が普通に働いている環境だというのがご理解いただけると思います。もちろんお店によって人のタイプの傾向はあり、合う合わないは当然存在するので、気になったらまずは気軽にお店見学に行くのがいいですね。